ラクダを借りて、いざ城塞へ。

うたた寝し取るのをタバサちゃん（ラクダ♀）に怒られながら進んどったら、前に人影が。
声をかけたら、何やすっごいでかくて人相怖くて、声のでっかい男！
一瞬砂賊かと思たが、それは違たようで。

巨大なムキムキマッチョはゼフロス。
移動式の酒場リンピダの雑用係りをしとる男で、ウチとおなじく城塞に向かう途中のようやった。

そして、ウチが襲われかけとるんかと思って様子を見てたんがコノハナという傭兵で冒険者で宿屋カサブランカの客引き。
トレーニングして汗びっしょりのぐったりで馬に乗ってきたんがアルビレオで、こっちはモノホンの傭兵。

驚くことに、出会った四人とも闘技場のイベントに参加予定者やった。
今の時期に砂漠を渡っとるのは、やっぱりイベントに惹かれて城塞に向かっとるのがかなり多いんやろな。

舞台で戦う前に、力試しとゼフロスとアルビレオが前哨戦を始めた。
コノハナに美味しい御菓子を貰い、アルビレオに見事な拳捌きで開いた椰子の実のジュースを片手に観戦。
一撃と一撃。拳と拳のぶつかり合いは一瞬やったけど、気を抜くとあっという間にやられるんはようわかったなぁ。
うひー、何か、全然勝てる気がせえへん…。

2011/10/24 太陽と月の砂漠
galamate…ゼフロス、コノハナ、アルビレオ

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